注意報・警報
天気予報で必ず聞くのが「○○注意報」「○○警報」という言葉。「○○」にはさまざまな言葉が入りますが、今回は「注意報」「警報」という言葉を「肌感覚」で理解してもらうことを中心にお話しします。
注意報
【気象庁の説明】
注意報は、災害が起こるおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。

実は、「注意報」が出ているときでも「災害のおそれがある」としているところに注目です。注意報や警報は「市区町村単位」で出されますが、ごく一部で起こる異常な現象には対応できない場合があります(「ゲリラ豪雨」などが分かりやすい例ですね)。

「何か起こるかもしれない」と気にかけるようにしてください。
 
警報
【気象庁の説明】
警報とは、重大な災害が起こるおそれのあるとき警戒を呼びかけて行う予報です。

鬼気迫るもの
を感じる言葉ですね。「あ、なんかヤバいかも」と思ってください。
「重大な災害」は人命に関わるようなことが起こる可能性があるということです。実際に「警報」が出ているときに人がお亡くなりになることもあります。

この段階では、「危険な場所には近づかない」ことが大切です。
・川や用水路(大雨・洪水)
・切り立った崖(大雨)
・地下街(大雨)
・海岸(波浪・高潮)

また、「暴風」「大雪」「暴風雪」の警報については「家から出ない」という選択もする場合が出てきます。天気予報などで「警報が出るかも」ということは触れる場合があるので、そういったときは家から出ないように備えることも必要になります。

尚、「警報」が出ている状態でも次のようなことが起きています。
・2018年の台風21号で、関西国際空港が高潮の影響で水没した
・2016年の台風10号などで、岩手県岩泉町でグループホームの入居者が9人が死亡するなど、大きな洪水が起きた。また、北海道では農業に大きな被害が出て、ポテトチップスの販売ができなくなる企業が出た。

「警報」が出て「結局何もなかった」ということもよくありますが、「警報でも命を落とすことがある」ことは知っておいてください。
 
土砂災害警戒情報
【気象庁の説明】
大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない状況となったときに、市町村長の避難勧告や住民の自主避難の判断を支援するよう、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報で、都道府県と気象庁が共同で発表しています。

細かいことをいうと「警報・注意報」ではないですが、「大雨警報」の上に位置付けられる情報です。土砂災害が起こる可能性のあるところには近づかず、自宅など「今いる場所」が土砂崩れなどに巻き込まれそうなところである場合は、とにかくそこから離れてください

土砂災害として考えられることは次のようなものです。
・崖や急な斜面が崩れる(これは見たら分かりますね)
・土石流が起こる(砂防ダムなどがあるところは起きやすいところです)

「土砂崩れ・崖崩れの前兆」「土石流の前兆」が紹介されていますが、それを感じた段階から逃げる準備をすると手遅れの可能性があります。大雨警報が長く続いたらこの情報が出ないか必ず確認してください(テレビではテロップで流れます)。
 
特別警報
わりと最近(2013年8月30日から)使われるようになった「警報のさらに上をいく情報」です。
【気象庁の説明】
特別警報が発表された場合、お住まいの地域は数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあります。ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください。

「人生に一度経験するかしないかのとんでもないことが起こる」ということです。分かりやすい例を気象庁ではあげています。
・東日本大震災の大津波(死者18,000名以上)
・伊勢湾台風の高潮(死者5,000人以上)
・平成23年台風23号(死者約100名)

さて、2018年の「西日本豪雨」、2017年の「九州北部豪雨」、2015年の「関東・東北豪雨」などの実際に特別警報が発表されたときのことを思い出してください。
・街が洪水で飲み込まれる
・家や車が流される
こういった映像を思い出すと思います。

特別警報は、「大災害の警告です。または、すでに他の場所で何かが起きている場合も多くあります。なので、特別警報が出てしまった段階でできることは限られてしまいます。ほとんどの場合、「警報」が先に出ますので、この段階で手を打っておいてください。
 
警報が出る可能性は事前に分かる!

気象庁のホームページでは、「警報の出る可能性」「災害危険度情報」を載せはじめました。天気予報で注意を呼びかけるワードが出た場合は、チェックしておくとよいでしょう。自分の命です。積極的に情報は集めましょう。


警報が出る可能性
@気象警報・注意報のリンクから、日本地図を出します
リンク:https://www.jma.go.jp/jp/warn/
Aお住いの都道府県を選びます
B「現在発表されている警報・注意報一覧」からお住いの市町村を選びます
C表示されるページの下に次の2つの情報が出ています
・現在発表中の注意報・警報がいつごろまで続くか
・今後発表が予想される警報の可能性を[中][高]で表示


警報の危険度分布
@警報の危険度分布のいずれかをクリック
A「土砂災害」「浸水害」「洪水」「雨の様子」の4つのタブと日本地図が表示されます
B拡大して自分の住んでいる地域を見ます
・黄色:注意
・赤色:警戒
・薄紫色:危険
・濃紫色:非常に危険
リンク:https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/

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